【NBL】第15節 交流戦 結果

両チーム共に重い立ち上がりで、残り5分を切っても6-8と一桁台のまま。和歌山は残り4分を切ってようやくフレキシブルにボールとプレーヤーが動きだす。北海道はセットプレーから和歌山のファウルを誘ってフリースローで得点し、さらにワトキンスのインサイドやスティールからの速攻で得点する。第1ピリオドは12-20で北海道がリードして終了。
第2ピリオドに入ると両チームのインサイド、ワトキンスと青野が攻守に活躍する。どこかプレーが散漫で攻撃の噛みあわない和歌山は、ターンノーバーを連発して北海道の速攻を許し、残り7分21秒に12-24と12点差を付けられる。タイムアウトを取って動きが良くなった和歌山に対し、北海道は高村が青野を徹底的に抑え込むなどディフェンスに奮闘し、思うようにオフェンスを展開させない。和歌山は苦しい中でも木下がクロックギリギリでタフショットを決めて点差を縮め、前半は30-34の北海道4点リードで終了。
第3ピリオド、和歌山はディフェンスを強化してワトキンスのインサイド攻撃を抑え込み、残り7分15秒に木下のジャンプショットで37-36と逆転する。中盤に差し掛かるとパーカーのワトキンスへのブロック、リカートからティルマンがスティールするなど両チーム共にディフェンスの激しさが増す。アップダウンが増えて両チーム共に疲弊の色が見え始めるが、和歌山は内海のブザービーター3Pシュートで51-48と3点リードして第3ピリオドを終える。
第4ピリオド、北海道は高村が再び青野を抑えにかかる。ディフェンスの集中力が切れない北海道は、ティルマンの連続スティールで和歌山のパス回し断ち切る。北海道はペネトレイトから得点を試みるも、再三パーカーに阻まれ、リバウンドボール争いから桜井とパーカーがダブルテクニカルを取られるなど、荒れた展開になる。お互いにディフェンスの激しさからファウルが増え、残り5分を切って両チーム共に5ファウルとなる。
オフィシャルタイムアウト明け、和歌山は川村のフリースロー、青野のゴール下、木下のジャンプショットでジワリと引き離しにかかる。北海道はディフェンスリバウンドからの速攻を狙うが、和歌山の戻りが早く得点に至らない。北海道は3つのファウルを取られ、レフェリーに抗議するも覆らず、6本のフリースローを入れられて点差を離される。それでも残り41秒、ワトキンスがバスケットカウントとフリースローで67-65差まで詰める。
和歌山は川村のコントロールからリカートのゴール下シュートに繋げるが、これを北海道がノーファウルで守りきりワトキンスがディフェンスリバウンドを奪う。残り19秒、北海道はワトキンスのゴール下攻撃に託すが、リカートがこれを守って根来がリバウンドボールを掴み、ファウルを得る。残り0.5秒、根来はフリースローの1本目を入れ2本目をわざとはずそうとする(ように見えた)が、これが入ってしまい69-65。北海道はタイムアウトを要求するが、残り0.5秒で4点差は如何ともしがたく、69-65で和歌山が勝利した。
PTS:川村27、桜井22、ティルマン18、ワトキンス15
REB:パーカー11
AST:川村4
BLK:パーカー4、ワトキンス4
第1ピリオド、日立はライスが比江島を、スミスがヤングをマークし、アイシンは桜木が竹内を、金丸がライスをマークする。日立はアイシンのディフェンスを崩すことができず、タフショットを打たされて落とし、ディフェンスを奪われて速攻を許す。さらに金丸の2本の3Pシュート、比江島の速攻からのダンクも加わって、中盤までに15-2と大差を付けられて一方的な展開になる。アイシンはハーフコートオフェンスでもヤングが易々とゴール下で得点し、さらにリードを広げる。
しかし日立は残り2分37秒、西村が速攻からのペネトレイトで得点し、流れが変わり始める。足が止まったアイシンに対し、スミスのスティールから速攻、渡邊の3Pシュート、さらに竹内の速攻で19-13と6点差に迫る。オフェンスのリズムが出始めた日立は、小林のフリースローや3Pシュートで点差を詰め、22-17のアイシン5点リードで第1ピリオドを終了する。
第2ピリオド、アイシンは比江島に代わって入った喜多川が連続で3本のジャンプショットを決め、残り7分22秒に28-22とする。ここで日立がタイムアウトを要求。タイムアウト明けも流れはアイシンに傾いたままで、橋本、比江島、喜多川のバックコート陣が攻守に激しく動き回って連続得点し、中盤には35-24と点差を11に広げる。日立は満原を投入すると連続でオフェンスリバウンドを取れるようになり、その満原の3Pシュートで点差を35-27の一桁台に戻してオフィシャルタイムアウトへ。
オフィシャルタイムアウト明け、アイシンが桜木に代えて市岡を入れると、日立はディフェンスをゾーンにする。これが成功してアイシンのシュートを阻止するが、日立も得点できない。日立は早い攻撃で得点できないとなると、ハーフコートオフェンスに切り替えてじっくりと攻め、スミスの連続得点で追撃する。流れは日立に傾き始めたかに見えたが、アイシンは満原と広瀬のポストプレーをシャットアウトし、比江島の速攻、金丸の連続ジャンプショットで点差を広げ、47-34のアイシン13リードで前半を終える。
第3ピリオドに入ると点の取り合いになる。アイシンは金丸、桜木が、日立はスミス、広瀬、ライスが得点し、残り7分15秒に竹内がリバウンドボールを捻じ込んで52-43の一桁台に戻す。ここで一気に点差を詰めたい日立だったが、パスミスやスティールから連続で速攻を許し、再び点差を広げられてしまう。
オフェンスがダメならディフェンスからと、守りがアグレッシブになる日立。しかしチームオフェンスが機能しせず、攻撃が単発になってシュートが入らずリバウンドも取れない。さらに残り2分40秒、ゾーンディフェンスの外から金丸に3Pシュートを決められて63-49とされ、再び点差を広げにかかられる。さらに日立は、スティールからのチャンスを得点に繋げられず、ベンチテクニカルを取られて金丸にフリースローを2本入れられて、67-52のアイシン15点リードで第3ピリオドを終える。
第4ピリオド、桜木から市岡に代わったアイシンはゴール下がいきなり薄くなり、竹内に連続リバウンドやブロックショットを許す。ようやくボールが手に付くようになった日立は、スティールからの速攻や、スミスと川崎のジャンプショットで2分足らずの間に8得点し、67-60と一気に差を詰める。ここでアイシンがタイムアウトを要求。タイムアウト後はお互いに一歩も譲らず点の取り合いになり、残り4分39秒、76-68のアイシン8点リードでオフィシャルタイムアウトへ。
タイムアウト明け、日立はアイシンにフリースロー2本とスティールからの得点を許し、せっかく詰めた点差を再び二桁に広げられる。しかし日立はここでもディフェンスを踏ん張り、金丸にタフショットを打たせて広瀬の速攻に繋げるなどして、残り2分37秒に80-72の一桁差に戻す。アイシンはここでタイムアウトを取って桜木をコートに戻すが、日立が守り切って竹内の速攻で80-74の6点差にする。ここから点の取り合いになり、残り1分17秒に日立は西村の速攻で82-78の4点差に迫るが、これ以上は詰まらず、残り40秒を切ったところでファウルゲームに出る。最後はこれをきっちりと制したアイシンが87-83で勝利した。
PTS:金丸33、エドワーズ16、スミス17、竹内14
REB:桜木10、竹内13、竹内11
AST:比江島6、小林5、竹内4
BLK:竹内3
その他の結果は以下のとおり。

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1件のコメント

  1. 通りすがり

    市川という選手はいません。市岡の間違いでしょう
    修正お願いします

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