1月20日 グリーンアリーナ神戸
この日は雨。グリーンアリーナ神戸の駐車場に車を停め、当日券を買いに行く。アウェイ側のコートサイド席チケットを下さいというと、「今手元にあるチケットはこれだけですが、どれがどこの席かわからないんです。聞いてきますので少しお待ちください」とのお返事。しばらく待っていると、「アウェイ側のチケットがありました」と10枚ほどのチケットを持ってきてくださったので、アウェイの端の席を2枚購入。1枚4,500円と結構高い。
この日は兵庫バスケットボール協会の主催だろうか。スタジアムDJはFM局のDJと思われる女性の方で、BGMもアナウンスも観戦を妨げるものではなく聞きやすい。昨日よりは試合に集中できそうだ。
定刻どおり試合開始。パナソニックはスタメンを入れ替えて、佐藤と青野を入れてきた。嫁さんが「あの人(佐藤)が入るとチームの雰囲気が変わるからいやだなあ。お子さんはかわいいけど。」とつぶやく。しかし、僕は青野が出てきたことの方が嫌だった。なぜなら、京都のゲームで青野にマッチアップしていたスミスが露骨に嫌な顔をしていたからだ。清水監督はそれを見逃していなかったのかもしれない。
ゲーム開始からパナソニックは青野にボールを集め、ゴリゴリと押し込んでいく。案の定東芝スミスは集中力をなくし、審判に暴言を吐いたりしているが、主審が立派な方だったからか英語がわからなかったのか、おとがめはなかった。本当にひやひやする。パナソニック佐藤は見えないところでもしっかりとディナイして東芝石崎の動きを封じ込めるなど、ベテランならではの渋いプレーを見せて、ゲームの序盤を支配した。
東芝は3Qに盛り返したものの、ぽっかり空いたゴール下に何度もパナソニック竹田に走りこまれてレイアップを許すなど、追いつくことができないままに試合終了。パナソニックの佐藤はヒーローインタビューで「疲れました」と笑顔を見せた。彼の全力を出して勝ちに行くという姿勢が勝利につながったと言えるだろう。