トラジションでディフェンスからオフェンスに切り替わり、フロントコートまでボールを運んだものの、ディフェンスを抜ききれずに止められてボールを奪われるということがミニバスではよく見られます。

ミニバスの場合コートが狭いので、ディフェンスの間隔も狭くなりがちです。味方選手が動いてディフェンスを動かしてスペースを空けてくれればいいのですが、そうでなかったり、ゾーンディフェンスを張られたりするとちょっと厄介なことになります。

ミニバスではゾーンディフェンスが禁止になる方向なので、ゾーンアタックについてはここでは触れません。これをドリブルで突破することについて考えてみましょう。

ドリブルの1対1で止められる、ボールを奪われるのは、ディフェンスと正対してしまって体でしっかりとボールを守れていないのが原因のことが多いです。相手の目の前にボールを突くと簡単にカットされます。間合いを詰められるとドリブルすらできずに止まってしまうかもしれません。

止まらずにドリブルし続けるには半身になって肩を入れ、反対の腕でガードすることが大切です。

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右腕でしっかりとディフェンスからボールを守りペネトレイトするLebron James選手(c)NBA

ボールとディフェンスの間に自分の体を入れ、ディフェンスと反対側の手でドリブルするイメージです。下の写真を見てください。半身になってしっかりとボールを守っていることがわかります。

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兵庫ストークス・道原選手のディフェンスを振り切って突破する、トヨタ自動車アルバルク東京・ギブス選手(2015/1/21 パナソニックアリーナ)

ディフェンスからボールを守りながらペネトレイトするイメージは、スキーのGSでフラッグを抜けていくスキーヤーに似ています。下の写真ではフラッグがディフェンスだと思ってください。半身で右肩を入れフラッグから体を守りつつ関門を抜けていることがわかります。

France's Tessa Worley clears a gate during the first run of the alpine skiing World Cup giant slalom race on December 12, 2010 in Saint Moritz.  AFP PHOTO / FABRICE COFFRINI (Photo credit should read FABRICE COFFRINI/AFP/Getty Images)

France’s Tessa Worley clears a gate during the first run of the alpine skiing World Cup giant slalom race on December 12, 2010 in Saint Moritz. AFP PHOTO / FABRICE COFFRINI (Photo credit should read FABRICE COFFRINI/AFP/Getty Images)

以前、「ガードした腕で相手を押したらファウルにならないのですか?」という質問を受けたことがあります。ボールを守るのであればファウルになりませんが、ディフェンスを突き飛ばしたり掻いたりしたらファウルになります。

ボールをしっかり守ってディフェンスを突破したらゴールは目の前です。リングをしっかり見て得意なステップを使ってシュートしましょう!