すみません、3/3に続くと書いておきながら全然手をつけることができませんでした。随分と間が空いてしまったので、思い出しながら書いていきたいと思います。
東芝はモス選手とママドゥ選手が足の故障で戦列を離れてしまい、前週の日立戦で2連敗を喫するという、苦しいチーム状況でした。そこで北HCは、一時的にモス選手を登録抹消しサンバ選手を外国人として登録するという、思い切った策に出ました。1試合目は無得点に終わったサンバ選手でしたが、2試合目では5得点、1アシストと立派に繋ぎ、勝利に貢献しました。
サンバ選手はテクニックでは外国人選手に劣る部分もありましたが、高さと体格では見劣りはしていませんでした。早く帰化の許可が下りて、コート上を暴れる姿が見たいです。
今回のゲームで印象深かったのは、東芝の山下選手と三菱の内海選手の活躍でした。両選手とも、前のHCの時にはほとんどゲームに出ていた印象がないのですが、現HCに変わってから出場の機会が増え、その期待に応える働きを見せています。
ゲームの話ですが、1日目は三菱の3ポイントシュートが28本中14本決まり、2戦目も同じ調子で打たれると東芝は非常に危なかったと思います。しかし、第4ピリオドの残り6分29秒で5ファウルを犯してしまったことで、三菱は3ポイントシュートを打つ機会がぐっと減ることになってしまいました。普通だと早々に5ファウルしてしまうと焦るものですが、調子のいい3ポイントを打たれるくらいならフリースローを打ってくれた方が助かるので、面白いことに有難く感じてしまいました。
2日間で印象に残った選手は、東芝ルーキーの辻選手でした。2日間でフィールドゴール成功率は50%の合計40得点。とても立派な数字だと思います。帰りに三菱のファンが、「辻はマシーンか・・・」と話していたのが印象的でした。
最後に書いておきたいのは、オフィシャルの仕事ぶりが非常に残念だったことです。第2ゲームラストの時計のミスはとんでもないことです。三菱のファンからは「勝ったんだから文句言わなくていいじゃねえか」という野次が飛んでいましたが、そういう問題ではありません。もし、間違った時計での残り2秒でロール選手が放った3ポイントシュートが入っていたら、どうするつもりだったのでしょうか。
前週の日立戦もそうですが、ビデオを見るとスコアが間違って付けられている点が数多く見受けられます。オフィシャルは各自治体のバスケットボール協会がやっているのだと思いますが、しっかりやってもらいたいと思いますし、間違いが後に発見されたら、修正できる点は修正してもらえたらな、と思いました。