HOS GAMES 2015にて、大村将基スキルトレーナーのクリニックを2日間に渡って見学してきました。

大村氏はABAプレーヤーを引退後、「選手より上手くなければいけない」というポリシーのもと、自らを磨きながら国内外100人以上のプロ選手を指導されてきた、日本初のバスケットボールスキルトレーナーです。今シーズンからエヴェッサ大阪のスキルコーチに就任されました。

クリニックには、アメリカから招待されたDeShun McCoy選手、Brandon Moore選手、Niko Brooks選手、HOS実業団チームの山下AC、通訳の方がアシスタントとして加わりました。

■ 小中高生対象のクリニック

クリニックの内容は
・ドリブルの際の反対の手でのガード
・横方向のインサイドアウト
・縦方向のインサイドアウト
・クロスオーバー
・レッグスルー
・ビハインド・ザ・バック
・二人一組でのドリブル練習(複数バリエーション)
・ドリブルウォークからのクイックモーション(複数バリエーション)
・ディフェンスの抜き方
・組み合わせドリブルウォーク
・ドリブルしながらのボール奪い合いゲーム
3エリアに分かれての
・2ボールドリブルトレーニング
・コーンを使ってのドリブルバリエーション
・上記からのレイアップ

2時間があっという間に感じるほど、内容の濃いクリニックでした。難易度の高い実技が多く、なかなかうまくできない子もいましたが、その子が最後までやり遂げるまでみんなで待って、全員の拍手で励まし、終わってから次のレッスンに進む、というのがとても素敵だと思いました。

大村トレーナーのドリブルテクニックは物凄く、実際にそのスゴ技を披露しながら説明されることで、子どもたちは尊敬の念を抱き、挑戦する気持ちが沸いたのではないかと感じました。

実技が終わった後は、
・質問タイム
・DeShun選手のダンク披露
・記念撮影
があり、最後はコーチや選手とのハイタッチで終了しました。

すべてのレッスンが実戦を想定してのものでした。これは大村トレーナーが、自分の選手時代の経験から編み出したメソッドだと思います。それを直接指導してもらうことは、子どもたちにとって非常に貴重な経験になったことは間違いないでしょう。

2日目に続く