12月に観に行ったJBL大阪大会では本当にいろいろなことにうんざりさせられました。改善を求める意味で、ここに記しておきたいと思います。
■コートがひどい
一日目に試合が行われた金岡公園体育館、二日目に行われた八尾市立総合体育館は、普段は市民が利用する公営の体育館のようで、コートにはバドミントンやバレーボールのコートを表す線が引いてあるのですが、試合当日はこれを隠すためになんと上からガムテープが貼ってありました。
選手たちが飛んだり走ったりするコートのそこかしこにガムテープが貼ってあるんですよ。ガムテープの背ってどんな素材かわかりますよね?滑るんですよ。フロア自体が手入れが行き届いていないのか滑りやすいようで、選手たちは何度も靴底を手でぬぐっていましたが、ガムテープが追い打ちをかけたようで転倒する選手が続出していました。
最も犠牲になったと思われるのが東芝の菊池選手で、彼はストライドが大きいせいかよくスリップして転倒していました。ドライブの最中に転倒するのでトラベリング(?)を取られて、1日目はターンノーバー6という驚くような結果を残してしまったのですが、本当に気の毒でした。
JBLの興業は全国のバスケットボール協会の要請もあって地方行脚しているのでしょうが、転倒は怪我の原因にもなるので、JBLは安全面のチェックもしっかりとやって欲しいですね。
■設備もひどい
以前にはゴールが壊れて試合が始まらないということもありましたが、今回はハニーカットのダンクでショットクロックが倒れて試合が中断しました。一応日本のトップリーグの試合なのですから、試合が中断することのないようにちゃんとセッティングしてもらいたいです。
■オフィシャルがひどい
アウトオブバウンズでショットクロックを24秒に戻すのは本当にやめてほしい。それに、チームから抗議があったときに、適当な秒数に戻すのもやめてほしい。そのタイム間違ってますよという場面が何度かありました。
■レフェリングがひどい
パナソニックはオフェンスもディフェンスも激しいので、身体的な接触はかなりあると思います。しかしゲームレポートでも書いた通り、それはレフェリーが見ていないとファウルにならないし、ちゃんと見れないというレフェリーのレベルの低さがどうしようもないことは周知の事実なので、今更どうこういうつもりはありません。
それでも本当に理解できないジャッジが2日目にありました。
第1ピリオドの残り5分51秒、パナソニックの選手が東芝の選手の胸や腹を手で掻くことに抗議した田中HCが、ベンチテクニカルを取られてパナソニックにフリースロー2本が与えられた場面がありました。別に激しく抗議したわけでもなく、身振りと口頭で近くにいたレフェリーに伝えただけに見えましたが、即座にファウルを取られたのです。これには本当にびっくりしました。
しかしもっとびっくりしたのは、前半が終了したときのことです。第2ピリオド残り7秒、ハニーカットが打った3Pシュートを青野選手がリバウンドに入ったところ、これを読んでいた東芝の選手3人ほどが激しくディフェンスして、まともにシュートできずにそのまま前半終了になった場面がありました。
するとベンチにいたパナソニックの清水HCが怒り狂い、レフェリーに向かって「お前らそれでも審判かコラァ」などと大声で吠え、一時両チームが乱闘になるかと思われたほど騒然となりました。しかし、清水HCにはなにもお咎めはありませんでした。なぜ両HCとも同じようにジャッジされないのでしょうか。全然納得できません。
ゲームになると選手もベンチも熱くなるのはよくあることです。だからこそレフェリーにはしっかりとレフェリングして、両者が納得出来るようにゲームを裁いて欲しいのですが、残念ながらこれはまだまだ望むべくもなさそうです。昔はオリンピックでも笛を吹くような、信頼できる日本人審判もおられたのですがねえ。
試合後、東芝の田中HCが審判に説明を求めておられました。審判がどのような説明をされたのか気になりますが、決して納得されたとは思えませんでしたが、最後は一礼しておられました。ゲームを観るものの立場としては、勝っても負けても気持ちよく終われるようにしてもらいたいです。休みの日に楽しみにして観に行ったゲームのはずが、うんざりさせられて帰るのはもう懲り懲りですから。
A-MAM
そういう感じだったんですね。
菊地選手がやたら滑っていて変だとは思ったんですが。
ジャッジも素人の私が見ても「??」と思うケースが
ありました。
HCのジャッジの件等せめて平等にお願いしたいですね。
バスケの未来へ
マジで情けないですね、JBLの協会関係者
総入れ替えして、新しい体制で行って欲しいです。
又、今回の件なぜ、こんなにひどい開催になったのか
理由等説明して、欲しいですね。