和歌山はプレッシャーディフェンスで栃木に簡単にシュートを打たせない。ブレントンを欠く栃木はリバウンドを取れず苦しい展開が続く。栃木は第2ピリオドにディフェンスをゾーンにするも打開策にはならず、攻撃においても速攻以外に攻め手が見つからない。栃木は田臥が孤軍奮闘するが、多彩なパス回しで確実にシュートを決めた和歌山が93-68で勝利した。
PTS:パーカー30、川村22、リカート20、田臥18
REV:パーカー15、リカート10
AST:川村7
序盤から拮抗した展開になる。アイシンはプレーヤーがバランスよく得点し、千葉は荒尾が内外から得点を重ねる。第4ピリオドに入り、千葉が桜木を抑え込むとアイシンは約3分間得点が止まり、77-77の同点に追いつかれるが、エドワーズの連続得点で再び千葉を突き放す。千葉は残り1分1秒、荒尾の3Pシュートで84-80の4点差に喰らいつくが、この正念場でパスミスやファンブルからボールを奪われて得点され、追いつくことができず89-84でアイシンが競り勝った。
PTS:金丸22、エドワーズ16、小野27、ウィギンズ20
REV:桜木8、ウィギンズ11
AST:柏木6、宮永6
序盤、ジョーンズを起点に攻撃する熊本は11-0とリードする。シュートが入らない東芝だったが、全く慌てることなく追いつき逆転する。第2ピリオドに入って制空権を取った東芝に対し、熊本はインサイドを固めてリバウンドからの速攻を狙う。熊本はジョーンズが篠山のディフェンスをものともせずに得点するが、東芝は無理に止めようとはせずに、あくまで高さとアウトサイドシュートで勝負する。東芝はこの日「持てば打ち 打てば入る スリーかな」と一句読みたくなる程絶好調の辻が、3Pシュートをを10本決め33得点し、85-97で勝利した。東芝北HCは、この日一度もタイムアウトを取ることがなかった。
PTS:辻33、ファジーカス29、ジョーンズ31
REV:ファジーカス11
AST:ジョーンズ8
日立はライスが欠場。高さで勝る三菱は第4ピリオド終盤までリードを保ち、日立が追いかける展開となる。日立は広瀬が気迫のオフェンスで連続得点して追い上げ、試合終了まで残り50.4秒、ついに西村の3Pシュートで68-71と逆転する。すかさずタイムアウトを取る三菱。タイムアウト明け、三菱は五十嵐からロールへのパスのタイミングがずれてロールがファンブルし、日立ボールになる。残り18.8秒、日立は西村がディフェンスを引き付けて出したパスはゴール下のウェブの手の上を通り越し、ボード下部に当たってコートを出る。日立のタイムアウト後、三菱ボールでゲーム再開。ファウル数に余裕のある日立は、西村がロールにファウルしてプレーを切る。残り6.8秒、三菱はスローインのボールを受けたロールが日立ウェブの頭越しに、バスケットカウントのジャンプショットを決める。残り4.9秒、ロールのフリースローは外れ日立がリバウンドを取るも、西村の3Pシュートは外れてゲームセット。72-71で三菱が勝利した。日立は残り3分で満原を出して竹内を下げたが、背の低いウェブを下げるべきだったとしか思えないゲームだった。
PTS:ロール18、ウンバイ18、広瀬21、西村21
REV:竹内12、ウェブ11
その他の結果は以下のとおり。