1ゲーム目、北海道はゲーム開始から激しくプレッシャーディフェンスを仕掛け、昨年とは一味違うところを見せる。東芝は受けに回ってしまい、前半終了時には2点差まで追い上げられるが、ファジーカス、ボーズマン、辻が高確率のシュートを決めて突き放して勝利する。2ゲーム目も東芝は、折茂にボーズマンをマークさせるという念の入れよう。北海道は1ゲーム目同様外国人選手が奮闘するが、日本人選手がシュートを打てない入らない。東芝はボーズマンとの連携でミスが出てファジーカスをメインで使うが、ゲーム残り7分37秒、27点リードの場面で外国人選手を下げて控えの日本人選手だけにする。するとリズムが非常に良くなり、点差を30点に開いてゲーム終了。
トヨタは昨年同様、激しいプレッシャーディフェンスからの速攻を仕掛ける。一方の栃木はオフェンスが行き当たりばったりで、何をポイントに攻めるのか今一つゲームプランが見えてこない。トヨタは選手がバランス良くシステマティックに動きながら、自信を持ってアウトサイドシュートを打っており、チーム練習をしっかりやってきたことが良くわかる。栃木は田臥と外国人選手が奮闘するが、トヨタの長所と対照的な短所が目立ってばかりで差が詰まらない。2ゲームとも同じような内容でトヨタが連勝した。
1ゲーム目序盤、日立は小林の3P、広瀬のドライブなどでリードする。しかし第2ピリオドに入ってオンザコート1になると、千葉はオコーサが爆発してあっという間に追いつき、対する日立はボールが回らずシュートが単発になった上に入らず、千葉10点リードで前半を終える。日立は外国人選手の2人がいずれもセンター登録で、背の高いライスは外が、低いウェブは中が得意のようだが、身長が高く手足が長く、クイックネスのあるオコーサにいずれもオフェンスを潰されていた。日立はボールが回らずシュートセレクションも悪いため、得点もリバウンドを取ることもできなくなり、千葉が12点差を付けて勝利。2戦目になると日立は修正してくるかと思ったが、こちらも同じような内容で千葉が連勝。日立は練習試合で下位リーグのチームに負けたと聞いたが、竹内が帰ってくればどうにかなるというレベルに無い気がする。
その他の結果は以下のとおり。