■1Q

ゲーム開始から京都・岡田が川崎・辻を執拗にマーク。GAME1から辻の腕に手をかけていた岡田のディフェンスは、ようやくファウルを取られる。

GAME1の疲れを微塵も見せない京都・マブンガは、連続の3Pシュートやペネトレイトからのレイアップで8連続得点をあげる。マブンガの相棒サイモンも好調で、スティール、ブロック等で川崎の攻撃を防ぎきる。

川崎はGAME1でマブンガに守りきられたファジーカスが奮起。積極的にアタックし得点を重ねる。しかし篠山が2つ目のターンノーバーを出して速攻を浴びる。

ハリーバックする川崎だが林のディフェンスローテーションが狂い、サイモンにイージーショットを決められる。22-14と京都8点リードで川崎が早くもタイムアウトを要求。

京都がリードしたまま終盤を迎え、マブンガを休ませると、川崎のゾーンディフェンスを攻略できずオフェンスが停滞する。京都はシューター岡田をコートに戻す。

すかさず川崎は青木を投入し、ディフェンスをマンツーマンに戻す。意表を突かれた京都はオフェンスがローテーションせず、綿貫が個人技で突破しようとするも青木にスティールされる。

機動力が上がった川崎は、バンバが積極的に攻撃に絡み、3つのファウルを誘ってフリースローで4点差まで追い上げる。24-20の京都リードで1Q終了。

■2Q

京都はマブンガのキックアウトから岡田が、川崎は藤井が増田とマクリンのスクリーンを利用して3Pシュートを決める。

京都はこの節から復帰した綿貫がハッスル。川崎・辻とマクリンの2メンプレーを読んで守り切り、自らも強引にアタックして得点する。

GAME1であわやトリプルダブルの活躍を見せたマブンガに対し、川崎はプレッシャーを強める。しかしマブンガは容易にシュートできなくなると、アシストやテイクファウルで川崎を苦しめる。

川崎は林がマブンガに対応できないとみると谷口を投入。京都ディフェンスがファジーカスに収縮すると、谷口が外から3Pシュートを射抜く。

オフィシャルタイムアウト明け、川崎はマブンガへのプレッシャーをさらに強め、セカンドアタックも守り切る。しかし悲しくもアウトサイドシュートが入らない。

京都はマブンガがさらに3Pシュートで追撃し、41-33とリードを8に広げる。

タイムアウトを取った川崎だが、ハーフコートオフェンスの意識が合わずターンノーバーしてしまう。ここを勝負所と見たか、今度は京都がタイムアウトを要求、2桁以上のリードを目論む。

しかし京都は加点することができず、京都のタイムアウトで体制を立て直した川崎に、辻の3Pシュートや速攻を浴びてしまう。前半は43-38の京都5点リードで終える。