■ 1Q

滋賀ボールでスタート。お互いに前日よりもディフェンスがタイトになり、無得点のままゲームが進む。滋賀はここまで当たりのなかったキャプテン狩野が3Pシュートを沈め、会場を盛り上げる。

中盤に差し掛かると得点の取り合いになる。落ち着いて内外にパスを散らして得点を重ねる川崎に対し、滋賀は並里、狩野と長谷川のアタックや、さらにフィッシャーとサンバのゴール下で得点を重ねる。

長谷川の3Pシュートで勢いづく滋賀はボール回しが早くなり、残り4分6秒に16?12とリードを広げる。しかし慌てない川崎は、アドバンテージを生かしてデービスがゴール下のショットを決める。

ポストにボールが入ったら周りの選手が動いてパスを受け、シュートにもっていくのが今シーズンの滋賀のスタイルであるが、それを読んでいる川崎は、マークマンを逃がさないディフェンスでボールを回させない。

終盤に藤井を投入しツインガード体制にした川崎は、藤井のドライブインから篠山の3Pシュートで逆転。滋賀はサムハンが奮起してリバウンドやブロック、ゴール下シュートで食い下がる。第1Qは20?23の川崎リードで終了。

■ 2Q

滋賀はフィッシャーのゴール下とブロックショットで勢いに乗るが、得意のハイポストからのシュートが全く入らない。ツインタワーの滋賀に対し、川崎はコートを広く使い藤井の連続ジャンプショットで加点、22-30とリードを広げる。さらに川崎はトラップを仕掛け、滋賀にタフショットを打たせる。

滋賀はタイムアウトを取って立て直しを図るが、サムハンは鎌田のディフェンスに封じ込まれ、フィッシャーはボールの突き出しでトラベリングを取られてしまう。連続でターンノーバーを出す滋賀に対し、川崎はファジーカスがフィッシャーに仕掛けてシュートファウルを誘う。

苦しい展開が続く滋賀は、並里が個人技でバスケットカウントAND1をもぎ取り、フローターで得点を重ねる。これに対して川崎も辻が入れ返し、並里と点の取り合いになる。

残り7.6秒、滋賀は菅原がチーム5つ目のファウルを犯しフリースローを献上するが、小澤がこれを2本とも外す。滋賀は並里がフロントコートまでボールを運び、残り3秒にロング3Pシュートを沈め、38-40の2点差に迫って前半を終了する。

■ 3Q

アップテンポな立ち上がりの滋賀は、サンバがフィッシャーとのハイ&ローで得点し同点に追いつく。さらにフィッシャーのブロックショットから並里が速攻を決めて、44-42とついに逆転する。

中盤に川崎のシュートが落ち始めると、高さで勝る滋賀が連続でディフェンスリバウンドを拾う。さらに交代で入ったばかりの樋口がトラップを仕掛け、篠山から8秒バイオレーションを奪う。

苦しい展開の川崎はファジーカスが奮起し、バスケットカウントAND1で46-47と逆転。さらに栗原がスローインボールをスティールして速攻を出し、サンバからファウルを貰ってチームファウル4に追い込む。

川崎は樋口に対して徹底的に野本をぶつけると、その野本がステップインで樋口のディフェンスをかわしてゴール下のシュートを決め、リードを広げる。

冷静に一本ずつ返したい滋賀だったが、攻守でファウルを犯してしまい、5ファウルに達してフリースローを献上してしまう。さらに川崎のゾーンディフェンスを攻めあぐね、ターンノーバーを出してしまう。

突破口を見出したい滋賀は、小林と長谷川がドライブからフィッシャーを生かすプレーで得点し追いすがる。さらに終了間際、小林が3Pシュートを決めると会場のボルテージは最高潮に達する。滋賀が56-57と1点差に追い上げこのクォーターを終える。

■ 4Q

序盤、川崎はファジーカスがサムハンとの1対1から連続で得点し、リードを7に広げる。滋賀は並里が躍動。3Pシュート、速攻レイアップを沈め、66-68と川崎を射程圏内に収める。

激しいディフェンスからのカウンターを狙う滋賀に対し、川崎はコートを広く使ってスペースを作り、デービスがゴールにアタックしてファウルをもらう。

体力で劣る滋賀は、サムハンがファジーカスを止められず、首に手をかけてアンスポーツマンライクファウルを取られてしまう。

オフィシャルタイムアウト明け、滋賀はサムハンがこの日2度目のトラベリングを取られる。ディフェンスが後手になりファウルがかさむ滋賀に対し、川崎はFTで得点を積み上げ、残り2分37秒に辻のジャンプショットで66-76とリードを10点に広げる。

滋賀はタイムアウト明け、長谷川の3Pシュート、狩野のジャンプシュート、フィッシャーの速攻で8連続得点し、残り1分24秒に73-76と一気に3点差に詰める。ここで川崎がタイムアウトを要求。

タイムアウト明け、川崎はセットプレーから藤井が残り1分13秒に3Pシュートを沈め、73-79と6点差に広げる。

残り49秒、滋賀はサムハンが並里との2メンプレーで75-79と4点差に詰め、さらに残り12秒、狩野の3Pシュートで78-79の1点差に迫る。

しかし滋賀の反撃もここまで。タイムアウトを取ってボールキープした川崎が、ファウルゲームのフリースローを決めて再び3点差に広げる。同点延長を狙った狩野とサムハンの3Pシュートはリングに弾かれ、川崎が78-81で勝利した。

2017年10月8日 ウカルちゃんアリーナ
PTS:ファジーカス26、デービス16、並里19、狩野13
REB:フィッシャー13、ファジーカス8
AST:藤井5、並里5、小林4
BLK:フィッシャー5、サムハン3
FO:ファジーカス11